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【彼氏・彼女が欲しい!】合コンが失敗続きな方へのエール

非婚や晩婚が騒がれる昨今です。同じお一人様でも「1人でいいもん、楽だし」という強気な方から、「本当は彼氏(彼女)欲しい」という切実な方まで立場はさまざま。筆者の周りでも「出会いがない」と嘆く声を多数耳にしますし、「合コンとかもしてるのにうまくいかん」という怒りもちらほら。でもストップ!よく話を聞いてると「それじゃだめじゃね?」と思うこともしばしばなんです。

王子様、お姫様探ししてませんか?

恋人がいない、でも出会いがない、そんな男女が抱える悩みを解決させる方法として認知されている「○○コンパ」。友だちのつてをたどって男女複数で飲み会をしてみる合コンだったり、最近では「街コン」などに行政もサポートに乗り出したりしている例も見掛けます。

筆者は合コン否定しません。恋人作りで市民権を得たチャンネルですし、合コンがきっかけで付き合い始めたというカップルも知っています。幸せの出発点として、それ自体は悪くないと思っています。

ですが、この合コンに出掛ける度に「今日もいい人いなかった」とぶつぶつ不平をこぼす人、少なくありません。筆者はこれにはあまり感心しません

確かに何度も合コンをしていれば、変なのばっかり集まってきてハズレの回もあるでしょう。それに悪態をつくのは構いません。ですが、毎度毎度「だめ、全然だめなのばっか」という人はアウトです。

おそらく、そういう方は「理想の異性像」が既に設定されていて、合コン参加者がそれに合致するかしないかのイエス・ノーだけでジャッジしているため、すべてが減点方式での評価になっているのだと思います。

これでは出会いの選択の幅は極端に狭くなり、巡り会うチャンスもどんどん少なくなっていってしまうといえます。合コンで、理想の王子様やお姫様を捜すのはいいのですが、そればかりを追い求め入り口で可能性を排除してしまっては、少しもったいない気がします。

評価方法を加点方式に変えちゃう

筆者の考える合コン論としては、合コンは「その中で一番気に入った人を選ぶ」というイベントだと思っています。そもそも、男女ともに相手にがっかりさせるつもりで参加している訳ではないのですから、まずは席を同じくして時間を共有してくれたことに感謝しつつ、参加者それぞれのいいところ探しでもするような感覚で楽しむことが大事なのかなと思います。

上述の「理想の王子様・お姫様探し」が減点方式であれば、加点方式に切り替えてみてはどうでしょうか。入り口段階でマイナス評価をするのではなく、入り口ではゼロからスタートし、「笑顔が素敵」「会話が楽しい」「気遣いが上手い」などのプラス評価で見ていくという考え方です。

加点方式であれば、合コンの終わりに近付いた時、「うん、今日のナンバーワンはこの人だな」という方も自然と見えてくるでしょう。メールや電話番号はその段階で初めて交換しでもいいかもしれません。

連絡先の交換でも、仕方なく、義理で交換するのは相手にもその気持ちは確実に伝わります。「あなたは理想じゃない」という雰囲気ありありで交換して長続きしないのはある意味当然でしょう。逆にいえば「今日の合コンで私はあなたが一番お気に入りです」という気持ちも伝わります。人間は好意を持ってくれる人に対して悪い気はしません。メールのやりとりでもプラス評価が2人の間に介在するだけでポンポンと弾んだやりとりになっていきます。

安売りしろということではなくて

筆者の知人に似たような話をしたところ、「えぇ?じゃその時の一番の人と付き合ってみろってこと?」と反論されました。いわく「こっちは時間がなくて焦っているのに、そんな安売りしてられっか」と。気持ちは分かります。筆者もリスク度外視で安売りの大バーゲンをしろといっているのでありません。

問題なのは「出会いがない」「合コンはカスばっか」という不満ばかりでは、何も前に進みませんよ、ということです。つまり、自分の中の壁をどうにかしない限り、彼氏、彼女がいない状況を打開できる可能性は極めて低いということです。

日常生活といえば学校や勤め先など家の往復ばかりで休日はずっと家でごろごろ。変化を起こすのは面倒で疲れるし、傷つくのも怖いので自分からは動きたくないし、当然、素敵なチャンスは向こうからやってきてほしい…。こんな自己愛ちゃん状態では何も変わりません。

樹上に潜んで一撃必殺を狙うスナイパーは格好いいですが、ミッションに失敗する連中もたくさんいるからこそ、格好よくみえるのです。「その宝箱、どうせ空なんでしょ」とふてくされるのではなく、空かもしれないけど、まずは開けてみる。宝箱100個開けて空だったら、すぐ101個目を探す。変化を拒まず、変化を恐れず、動き続けることが、わたしたち凡人にできる方法ではないでしょうか。

頑張りましょう。明けない夜はなく、太陽は明日も必ず昇ります!

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