白い箱を胸に抱いて、秘密はやさしく焦らす 白い箱を胸にそっと抱え、彼女は笑うでもなく、秘密を温めるように立っていた。角ばった影が鎖骨に落ち、紙の擦れる音だけが、近づきすぎた鼓動をいなす。箱の中身を知りたいのではない。触れられない距離に宿るぬくもりと、覆い隠された曲線の予感が、言葉より雄弁にこちらを誘う。彼女はすこし顎を引き、胸元の箱をさらに抱き締めた。まだ開けなくていい。—そう言われた気がして、視線は箱ではなく、その奥の彼女に置かれる。秘密があるから、美しさは息をする。 #グラビア#フェチ#ミステリアス#小道具#恥じらい#清楚#胸元