飲み会や女子会などで「割り勘ねぇ~」といって、お金を計算するとき、電卓(あるいはスマホ、携帯などの電卓アプリ)使うのが一般的です。
こういう計算局面で暗算で、パパッと計算できると、福山雅治さんの「ガリレオ」みたいで格好良いですよね。
でも、わたしたちには帝都大准教授ほどの頭脳はありませんし、しかもアルコールが入った状態ですので電卓やむなしかもしれませんが、実は条件さえ整っていれば「飲み代が参加人数で割り切れるかどうかぐらいの判断は可能」です。
この法則はいったん覚えると、生活のいろいろなシーンでも応用が効くので、ぜひ使ってみてください。
実に面白い! 倍数の判別法
ある整数で割り切れるということは「倍数」であるということでもあります。「割り切れる」でちょっと調べるとじゃんじゃん検索に引っ掛かってきますが「倍数の判別法」というのが正しい表現のようです。
2の倍数…下1ケタが2で割り切れる
3の倍数…各位を足した和が3で割り切れる
4の倍数…下2ケタが4で割り切れる
5の倍数…下1ケタが0か5
6の倍数…2の倍数であり、3の倍数
9の倍数…各位を足した和が9で割り切れる
10の倍数…下1桁が0
倍数の判定より
この中で、蛇足なのは「2」「5」「10」ぐらいでしょうか。なぜ割り切れると分かるのか、詳しい説明はどれも読むと納得ですが、よく気が付くなぁと尊敬しきりです。「3」や「4」,「6」は何かと役に立ちそうですね。
おまけ:3で割り切れるかどうか実験してみる
とりあえず手元にある領収証から「¥13458」あたりでいってみます。これは友人3人で久しぶりに飲んだ時の会計ですが、「13458」という数字、これだけでは3人で割り勘して割り切れるかどうかちょっと判別できません。
では倍数の判定法に従って「1+3+4+5+8」を計算してみますと「21」。お、割り切れますね。で、あらためて電卓で計算してみると、「13458÷3=4486」でした。
って結局、電卓使ってる…