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目指せ屋台の味! 焼きそばをべちゃっとさせない我が家の王道レシピ

先日、友人宅で酒飲みをしました。新婚、新築で友人にしてみれば素敵な奥様とマイホームのお披露目が目的で、楽しいひとときを過ごしました。

楽しいのは楽しかったのですが、宴会の中ごろに出てきた、ホットプレートでの「焼きそば」が唯一残念な出来でした。水気が多すぎて麺がゆるゆる、野菜も火が通るどころか茹でられたようでべちゃべちゃな状態でした。

もちろん、せっかく作っていただいた「焼きそば」ですから、その場で批評するような非礼はせず、友人たちで残さずにいただきましたが、後日、友人に「君の家の焼きそばはもっと美味しくなる」といって、我が家の焼きそばレシピを渡しました。

今回、その友人から「焼きそばレシピありがとう! めっちゃ美味しくなった!」とお礼のメールをもらったので、珍しいテクニックではありませんが、ちょっとご紹介したいと思います。

麺をほぐすのに水は使わない

まず最初に袋に記載の作り方ではべちゃっとなりますので、いったん忘れましょう。特に麺をフライパンに投入する際の水はべちゃべちゃの元凶になりますので、我が家では麺をほぐすためには一切使いません。

  • 【Step1】材料(2~3人分)

    • 3食入り焼きそば
    • 豚バラ肉か豚コマ100~200g
    • 野菜(袋入りミックスでも十分、いずれも乱切り、水洗い後水切り)
      • キャベツ
      • ネギ
      • 玉ねぎ
      • 人参
      • きのこ(しめじ、エリンギとかお好みで)
      • 葉物(小松菜、青梗菜など彩り目的なのでこれもお好みで
    • 紅ショウガ
    • 青のり
    • もやし1袋(200g)

  • 【Step2】麺を電子レンジであたためる

  • 麺ごとに包装されている透明な袋(内袋?)にフォークや爪楊枝を使って小さな穴を2、3カ所開けて、レンジで温めます。温める目安は麺の冷え具合と季節、電子レンジの出力によって変わりますが、1袋30秒程度が目安です。レンジ後、麺に触ってみて、冷たければ10秒ずつ追加してください。

    焼きそば

    写真はイメージです

    「電子レンジないよ」という方は麺だけをフライパンで焼いてください。少なめの油をひいて中火で2~3分程度で麺がほぐれます。焦げ目をつけると、カリっとした食感も楽しめますよ!

  • 【Step3】肉と野菜を炒める

  • Step2のレンジで麺を温める行程と同時並行で肉と野菜も炒めます。よく熱したフライパンに豚肉を投入。強火で炒め色が大体変わったら、野菜を投入。強火のまま、ざっくり炒めます。この時、炒めすぎると野菜から水が出てしまうので、もやしがシャッキリしている程度で火は止めるのがコツです。

    そのまま、粉末ソースをかけ、さっと混ぜ合わせます。オイスターソースなどを追加する時は、使う粉末ソースは2人分から2.5人分に抑えてください。

  • 【Step4】混ぜ合わせて完成!!

  • レンジで温まった麺を袋から取り出して、ホイホイとフライパンに入れていきます。レンジで温まっていると麺が面白いようにほぐれていきます。「水気足りなくない?」といった心配もあるかと思いますが、Step3で肉と野菜を強めにさっと炒めているのがここで効いてきて、野菜からほどよく水分が出始め、麺と良い具合になじみます。

    混ぜたら、好みでオイスターソースを一回しかけると本格中華風の味になります。ただ、液体ソースはべちゃべちゃを引き起こすので、あくまで隠し味程度で使ってくださいね。

    全体にソースが絡んだら終わりです。いつまでも炒めていると、全体に粘り気を帯び始めますので、サッと終わるのがコツです。

    注意点など

    強火でサッとが大事です。とはいえ、火の通りが気になる方も少なくないと思います。その時は野菜を電子レンジで温めて下ごしらえしてもOKです(キャベツ、玉ネギは少し甘みが強くなります)。本来なら油通しがベストなのでしょうが、一般家庭ではなかなかできませんので…。

    もともと、なぜ袋入り焼きそばのソースが液体ではなく「粉末」なのか、というのが疑問だったのですが、べたつきを防ぎながら、香辛料の香りも引き立たせるという工夫の上のアイディアだったようです。「焼きそば3人前、なぜ「粉末ソース」なの?」より。

    refrigerator

    油やフライパンを使いたくない方には「電子レンジだけで焼きそばを作る」という方法もあるようです。この場合も、麺がべちゃべちゃになることは避けられるようなので、ヘルシー志向の方にはもってこいかもしれませんね!

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