2008年から続けてきている「ほぼ日手帳」。2013年の今年で6冊目に入りました。自分でもよく続いているなぁと感心しています。
書きとめているのは日記といいますか、ほとんどが行動記録で「ラーメン食べた」「髪切った」「○○に出掛けた」といった内容ばかりです。ほぼ日ワールドは奥が深いのでとんでもないツワモノたちがたくさんいるのですが、私のは黒ボールペン一色で恥ずかしくてお見せできません。
お見せできないほどの、ちょこざいな代物ですが、私にとっては財産に代わりはなく、有効活用すべく色々なアイデアをくふうしてきました。
Evernoteの検索機能を駆使する
ほぼ日手帳の大きなデメリットであるのが「手書き」ということです。「○月○日は何したっけ?」というのは簡単に探せますが「イベント」「アイテム」などでのサーチは、あたりをつけながらの手作業なのでとてもロスが多いです。
そこで、昨年からはほぼ日手帳(1日1P)を書いたら、それをスマホで写真を撮って、「Evernote」に保存しておくという方法を実践しています。EvernoteにはJPG、PDFに対しての強力な検索機能(OCR対応!)が働きますので、特に索引づくりやタグ付けをしなくても、たいがいが検索できます。
日本語検索は発展途上
ただし、注意点があって、日本語検索は発展途上でいまいち不正確です。アルファベットはかなりの精度なので、「イベント」「アイテム」などのキーワードは「Disney Land」「Pasta」「Delicious」「Rainbow」など、アルファベットで記載するようにしています。
Evernoteの日本語精度は日々向上していますので、そのうちアルファベットも不要になるかもしれません。さすが100年企業を掲げる会社だけあって、精度向上への協力も呼び掛けています。
また、せっかくOCRが効くのであれば、テキスト抽出もできると一層うれしいなとおもっていたところ、「誠 Biz」さんでやり方が紹介されていました。吐き出されるのがXMLタグが入っているので、タグ除去しなくちゃならないのがちょっと面倒ですが…。
最近では、Evernoteのプレミアムアカウントも「ソースネクストの2年分のお値段で3年分の権利」という奴を購入して延長して、ほぼ日とEvernoteの生活は永遠に続くかのように思えてました…。
恋のライバルあらわる! その名は「モレスキン」!
ここ数年来、安定して続いてきたほぼ日手帳とEvernoteのラブラブ生活ですが、二人の前に突如ライバルが現れました。そう「モレスキン」。もう響きがおしゃれ。あの緑のバンドが小粋な黒い装丁を見てしまって以来、Evernoteとほぼ日の関係が目に見えてぎくしゃくしてきました。
MOLESKINEのシリーズはたくさんありますが、Evernoteとの相性は「MOLESKINE モレスキン Evernote スマートノートブック」が強烈です。
シールでタグ付けなんて…
Evernoteをターゲットにして作られたMOLESKINE自慢の商品だけあって相性がばっちりなんです。当初はiOSのみ先行対応でしたが、Androidにも対応してずいぶん幅をきかせてきています。このMOLESKINEのノートブックのすごさは「スマートステッカー」と呼ばれる付録のシールを貼った手帳をスマホで撮影、それをEvernoteに投げてやると「自動でタグ付け」してくれる点にあります。
ほぼ日の手書き+Evernoteでは「アップロード直後はOCRがきかない(プレミアムアカウントでも数分待ち)」「字が汚いと認識されない(特に日本語はまだまだ)」といった難点をほぼクリアしてくれてます。スマホのEvernoteアプリのカメラで「ページカメラ」で撮影すると、ほいほいのほいで「タグ付けされた新ノートが作れます」。
筆者のようにEvernoteのノートブックがIN-BOX1個で、ほとんどタグ付けしてなくて、肝心な時にヒーヒーいいながら検索しているようなズボラなタイプには、この「自動タグ付け」というだけでも垂涎モノです。
しかもMOLESKINEにもれなくプレミアムアカウントが
しかもMOLESKINEにはEvernoteのプレミアムアカウント(3カ月分)が付いてきます。新規の方はもちろんフリーアカウントからの移行、既にプレミアムの方は3カ月延長ということで、ほぼ1000円分のクーポンみたいなもんです。
この三角関係、どうしよう
Evernoteをはさんだほぼ日とMOLESKINE、もうドロドロの三角関係です。日記としては1日1Pのほぼ日に軍配ですが、ステッカーの存在が光るMOLESKINEはアイディアノートとして秀逸です。
しばらく両方を使ってみますが、優柔不断な筆者は結局2冊持ちになるような…。また結果はご報告しますが、なにかいいアイディアがあれば教えてくださいね。