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【画像配慮】ぶつぶつ苦手。トライポフォビア(集合恐怖症)だった!

小さいころから、なーんかブツブツしたものが苦手でした。実物を目にすると「イーッ」となってぐしゃぐしゃぐしゃーとしたくなります。理由はよく分からなかったのですが、どうも「トライピフォビア」(集合恐怖症)というようです。

蓮コラで認知広まる

トライポフォビアはギリシャ語のtrypo(穴、削穴、穴開けなどを意味する)と英語のphobia(恐怖症)を合体して作られた言葉でtrypophobia」と書きます。2005年にアイルランド人によって命名されたそうで、日本では集合恐怖症とも呼ばれます。

日本国内では2010年ごろから「蓮コラ」(蓮の花弁を剥き出しにしたような穴を女性の顔や人体に無数に施すコラージュ)が流行り、トライポフォビアの認知が広まったと言われます。私もネット上で何度か引っ掛かって、画像を開いてしまって「ぎゃー―――!!」となったことがあります。

トライポフォビアは心理学や精神医療ではまだ正式な恐怖症として認知されていないようですが、潜在的に苦痛を訴える人が多いのは明らかです。精神的、心理的に何かしらの作用があることは間違いないでしょう。

模様の構成によって恐怖の度合いに差

主なものでは「卵」「種」「果肉の断面」「水滴」などが挙げられることが多いですね(あまり種類を詳細に記すと、思い出して具合悪くなのかもしれませんので控えめに)。面白いのは私の場合、種や実、蜂の巣など大きさがそろっている場合にはまったく平気。気持ち悪くなりません。

意を決してネットで画像を検索してみましたが、私がもっとも苦手なのは「縁取りされた大小さまざまの丸いぶつぶつ」(閲覧注意)でした。画像を見た瞬間に血の気が引くというか、背筋がぞくぞくっと寒くなるというか無意識のうちに拒絶反応が起きていました。

泣

Ben_Kerckx / Pixabay

○○恐怖症って実はたくさん存在

なぜこうした模様に恐怖や嫌悪感を感じるのかというのは解明されていません。一説には「有毒な動植物を忌避するため」あるいは「疫病や皮膚病などの深刻な病に近付かないようにするため」などともいわれいますが、どの説も絶対そうだと言い切れないところがありますね。

恐怖症では高所恐怖症、閉所恐怖症などが有名です。そのほかにもピエロ恐怖症、巨像恐怖症、13恐怖症、4恐怖症、広場恐怖症、森林恐怖症、人形恐怖症、鏡恐怖症なども存在するそうです。ちなみに私の母は尖ったものが苦手な先端恐怖症で体調が悪い時は指さしされるのすら嫌がります。

隠す

1767892 / Pixabay

慣れたけど不意打ちはだめかも

恐怖症のほとんどが遺伝に関する先天的な要素が大きいともいわれますが、小さいころ平気だったセミが大人になると気色悪く見えてしまうのも関係ないのかしらと不思議に感じますね。

私自身、今回トライポフォビアと分かってあちこちネットを徘徊しているうちに多少慣れた感はあります。でも、日常生活でいきなり見ると、やっぱり「ぎゃー」となってしまうのでしょうね。

 

 

 

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