筆者はドコモの携帯、スマホと渡り歩いて、もう15年以上になります。最近の予定管理はもっぱらAndroidスマホ(エクスペリア)とEvernote、MOLESKINEの組み合わせで、長年愛用していた「ほぼ日手帳」は買って、かばんに放り込んでおくだけの置いておくだけの悲しい存在になりさがってきています。なぜ、ほぼ日手帳が使いづらいのか、また、それを回避するための涙ぐましい対応策の経過は別記事をごらんいただくとして、今回は、Androidのスケジュール管理アプリ「ジョルテ」のEvernote連携機能がすばらしいというお話です。
検索が苦手だった「ほぼ日」
紙の日記帳は味わい深くて大好きです。多色ボールペンでグリグリと落書きしたり、イラストを描いたりしながら、その日の出来事を中心にまとめていく。新聞や雑誌のスクラップを張ったり、色鉛筆も駆使したりすると、1年使うと、素敵なアイデア帳が一冊できて、いつ見返しても楽しい財産になります。
で・す・が!
「あーっと、唐揚げのレシピ、まとめたのいつだっけ?」
鶏肉を目の前に、ほぼ日手帳を一冊、また一冊をひっくり返していく。「ここでもないか…」「あ…っとこれは芋のレシピだ…」。結局、肝心の唐揚げレシピは見つからず、結果、ネットでクックパッドを調べてしまうのが手っ取り早いということに…。そうです!「検索に弱い」「調べたいものがすぐに見つからない」というのが私の「ほぼ日」に対する唯一にして最大の不満でした。
そこで、その不満を改善すべく、索引ページを作ったり、写真を撮ってEvernoteに送ったり、さらにMOLESKINEまで使ったりもしたのですが、正直面倒くさいと思います。我ながらよく頑張ったなとも。
ところがEvernoteはカレンダーに弱い
「ほぼ日」と向き合う頻度が少なくなって、比重はスマホのスケジューラーの方が日々大きくなってきたのですが、Evernoteとの連携がスマホアプリは今ひとつなのもネックでした。強力な検索機能を備えたEvernoteなので、必要なモノを必要な時にパッと取り出せるのは文句なしですが、Evernote自体にカレンダーやスケジューラーという発想が弱いので、どうしても他のアプリやサービスで補完しないと双方向にさくさく使えないという状態でした。
たとえば、スケジューラーで「○日15時から会議」と設定しても、このスケジューラーではEvernoteに取り込んである資料を直接はくっつけられなかったり(リンクの共有とかはしてました)、1カ月の予定表をパッと1画面で見たときにEvernoteでどういうノートを作成したのかが分からなかったりといった事態です。
ジョルテさんがやってくれた!
こっちのサービスならコレはできるんだけど、アレができない…こっちのアプリだと今度はコレがダメで…。うんうんしていたらスケジュール管理アプリの定番「ジョルテ」さんがEvernoteとの連携で「ノート」と「リマインダー」「写真」を参照できるサービスを開始してくれました!!!! これ地味ですが、もの凄く筆者のニーズと合致しています。Evernoteへスケジュール帳やカレンダーからアプローチできる便利さは一度使うと手放せません! さらに、ひと月300円のプレミアムサービスになってしまうのですが、ジョルテのスケジュールにEvernoteを添付できる機能もあります。
- なんでも書きとめておける「箱」か「ノート」が欲しい→「ほぼ日手帳」「Evernote」
- 書きとめたものを検索したい→「Evernote」「MOLESKINE」
- スケジュール管理と「ノート」、「検索」を使いたい→「ジョルテ」
この筆者のリクエストをかなえてくれる組み合わせ「Evernote」&「ジョルテ」。とりあえず今ベストな相性です。惜しいのがジョルテの買い切りができないこと。月額か年額の使用料を継続して払うのが…。いやすばらしいアプリサービスを今後も継続してくれることを期待して開発費と思えば安いんです。安いんですが。多少高くてもいいんで一括払いの買い切り、お願いしたいです。